色々な採集方法

 

時代を問わず、昆虫の中でもカブトムシは人気があります。昆虫採集といえば、蝶やセミなどもポピュラーですが、やはり何と言ってもカブトムシを捕まえた時の感動と興奮は、他の昆虫では味わえないものがあります。

 

そのカブトムシを捕まえる方法は色々あります。誰もが経験しているであろう、一番一般的な方法は樹液採集でしょう。カブトムシが生息している木を探し、そこにいるカブトムシを手で掴んで捕まえるという方法です。

 

この方法でポイントとなることは、カブトムシが生息している木をどうやって探せば良いか、ということにつきます。

 

もっと簡単に出来る方法は外灯採集です。夜中、カブトムシが外灯などの明かりに引き寄せられて、集まってきたところをねらって捕まえるという方法です。この方法は非常に簡単にできますが、明かりのある場所がポイントになってくると思います。

 

トラップ採集はその名の通り、カブトムシにトラップ(わな)を仕掛けて、捕まえる方法です。トラップにも色々な種類がありますが、なかば強引な方法であり、あまり高い確率でカブトムシを捕まえることは難しいかも知れません。

 

朽木割り採集という方法もあります。これはカブトムシというよりクワガタの幼虫を捕まえる目的で行われることが多いです。ナタなどで朽木を割って、中にいる幼虫や成虫を捕まえる方法です。