クヌギを探そう
樹液採集の大事なポイントである広葉樹のなかでも、クヌギの木を見つけることが一番重要です。クヌギの森や林には、ほぼ間違いなくカブトムシが生息しています。クヌギの木を見つけることが出来れば、もうすでにカブトムシを捕まえたも同然なのです。
そこで、先ず最初にクヌギの木を覚えましょう。すべてはそこから始まるのです。図鑑などで調べて、葉っぱの形などをよく頭の中に入れ、実際に木々を見て回っていればそのうちに覚えることが出来るはずです。
クヌギを覚えたら、その次はコナラを覚えましょう。コナラも雑木林の中核をなす広葉樹で、クヌギと並んでカブトムシの生息地となりやすい木です。実際はクヌギとコナラが混ざっている林が多いので、両方の木をよく見比べれば覚えやすいと思います。
クヌギやコナラの雑木林を見つけたら、まず南東の外側をチェックしましょう。その理由は、日当たりの良い方が樹液が発酵されやすいからです。次は樹液の出やすい木を探します。樹皮がめくれていたり、洞があったり、でこぼこしていたりする木の方が樹液を出しやすいです。
ツタなどが絡まっている木も要注意です。簡単に言えば、真っすぐ綺麗に立っている木よりも、不恰好な木の方がカブトムシが生息している可能性が高いということです。